「ゲーム配信を始めたいけど、PCのスペックがどれくらい必要なのかわからない」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
ゲーム配信では、ゲームをプレイしながら同時に配信ソフトを動かす必要があります。ふつうにゲームを遊ぶだけのPCとは、求められるスペックが少し違ってくるのです。
そこで本記事では、ゲーム配信に必要なPCスペックの目安と、おすすめのゲーミングPCを紹介します。CPU・GPU・メモリなど、パーツごとにわかりやすくまとめました。
ねこくん「どのくらいのスペックがあれば配信できるの?」という疑問を、この記事でスッキリ解決していくよ!
ゲーム配信に必要なPCスペックの目安


まずは、ゲーム配信で快適に動くPCスペックを、それぞれ解像度別にまとめました。
| 解像度の目安 | フルHD環境(最低ライン) | WQHD環境 | 4K環境 |
|---|---|---|---|
| CPU(AMD) | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 7700以上 | Ryzen 7 9800X3D〜9850X3D以上 |
| CPU(Intel) | Core i5 13世代以降 | Core Ultra 7 265以上 Core i7 14世代以降 | Core Ultra 7 265F以上 |
| GPU | RTX 5060 | RTX 5070 | RTX 5070 Ti以上 |
| メモリ | 16GB | 32GB | 32GB以上 |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
| おすすめな人 | まずは配信を始めたい人 | 画質にもある程度こだわりたい人 | 高画質配信+高fpsを両立したい人 |
| 予算帯 | 15~20万円程度 | 30万円前後 | 50万円前後~ |
ゲーム配信では、ふつうにゲームをプレイするだけのときよりも、1〜2ランク上のスペックが必要になります。
最低ラインは、予算15~20万円程度のゲーミングPCです。安定性を求めるなら30万円前後、4K環境なら50万円程度のハイエンドモデルだと安心できます。



次の項目では、パーツごとにもう少し掘り下げていきます!
ゲーム配信のPCスペックで重要なパーツを知っておこう
「どのパーツが配信のパフォーマンスに影響するのか」を知っておくと、PC選びで失敗しにくくなります。ここでは、とくに重要な4つのパーツを順番に紹介します。
ゲーム配信PCのスペックはCPU選びから
CPUは、PCの頭脳にあたるパーツです。ゲーム配信では、ゲームの処理・配信ソフトの映像変換(エンコード)・チャット管理など、複数の作業を同時にこなす必要があります。
そのため、コア数とスレッド数が多いCPUほど有利です。目安としては6コア12スレッド以上。余裕を持つなら8コア16スレッドのモデルを選びましょう。
配信をとりあえず始めたい人なら、Core i5 13世代以降などのCPUでも十分です。ただし、安定性を求めるなら、「Ryzen 7 7700」「Core Ultra 7 265」「Core i7 14世代」以上のCPUをおすすめします。
配信画質を左右するのはGPUのスペック
GPUは、ゲームの映像を描画するだけでなく、配信映像のエンコード(圧縮・変換)も担当します。実は、配信のクオリティを一番大きく左右するのがGPUです。
フルHDでのゲーム配信がメインならRTX 5060、高画質やWQHDも考えるならRTX 5070以上のGPUがおすすめです。
NVIDIAのGeForce RTXシリーズには「NVENC」というハードウェアエンコーダーが搭載されています。これを使えば、CPUにほぼ負荷をかけずに1080p/60fpsの高画質配信が可能です。
OBSなどの配信ソフト側で「NVENC」を選ぶだけで設定できるので、初心者でも簡単に使えます。
ちなみに、AMD製のRadeonでもゲーム配信は問題なくできます。ただ、ゲーミングPC市場ではGeForceブランドが圧倒的に主流なので、搭載モデルのラインナップが豊富で選びやすいのが大きなメリットです。



配信中にトラブルが起きたときも、GeForceなら検索すれば情報がたくさん出てくるから、解決しやすい!
メモリは16GBだとギリギリ、32GBなら安心
メモリは、PCが作業中のデータを一時的に保存しておくスペースで、よく「作業中の机の広さ」にたとえられます。
配信中は、ゲーム・配信ソフト・ブラウザ・チャットツールなどが同時に動くので、メモリの消費量が一気に増えます。16GBでもギリギリ動かなくはないですが、余裕を持つなら32GBがおすすめです。
とくにApex Legends(エーペックスレジェンズ)や、モンハンワイルズのようなそれなりに負荷の高いゲームを配信する場合、16GBだとメモリ不足でカクつくことがあるかもしれません。



メモリはPC購入後でも比較的簡単に増設できるから、プレイ予定のゲームの負荷によっては、とりあえず16GBにしておくっていう選択もアリ!
ストレージはNVMe SSDで最低1TBほしい
ストレージは、ゲームのインストールや配信データの保存に使います。
最近は1タイトルで50~100GBを超えるものもめずらしくありません。SSD 1TB以上を選んでおくと、容量不足で困るリスクが減ります。
NVMe SSDを選べば、ゲームのロード時間も短くなります。配信のアーカイブを保存するなら、あとからHDDやサブSSDを追加するのも手です。
ゲーム配信におすすめのゲーミングPC5選
ゲーム配信におすすめのゲーミングPCを、5つ紹介します。
| 製品名 | NEXTGEAR JG-A7G60 | NEXTGEAR JG-A7G6T | G TUNE DG-I7G70 | FRONTIER FRZAB850B/B | G TUNE FG-A7G80 |
|---|---|---|---|---|---|
| 画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
| CPU | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 7700 | Core Ultra 7 265 | Ryzen 7 9800X3D | Ryzen 7 9850X3D |
| GPU | RTX 5060 8GB | RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5070 12GB | RTX 5070 Ti 16GB | RTX 5080 16GB |
| メモリ | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
| SSD | 1TB | 1TB | 2TB | 2TB | 1TB |
| 価格 | 194,800円 | 269,800円 | 429,800円 | 484,800円 | 649,800円 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
- コスパ重視でゲーム配信を始める
→NEXTGEAR JG-A7G60 - フルHD配信を余裕もってできる
→NEXTGEAR JG-A7G6T - WQHD環境に対応可能
→G TUNE DG-I7G70 - WQHD~4Kも快適
→FRONTIER FRZAB850B/B - 配信もゲームも一切妥協なし
→G TUNE FG-A7G80
【コスパ重視でゲーム配信を始める】NEXTGEAR JG-A7G60


フルHDでのゲーム配信ならこのモデルで十分!
「NEXTGEAR JG-A7G60」は、19万円台という手頃な価格ながら、ゲーム配信に必要なスペックを最低限そなえたモデルです。
RTX 5060はフルHD環境に強いGPUで、Apex Legends(エーペックスレジェンズ)ならフルHDで平均200fps前後、フォートナイトも低設定なら170fps前後を出せます。
OBSでNVENCを使えば、フルHD/60fpsの配信はラクにこなせるスペックです。
メモリが16GB構成なので、余裕をもたせるならカスタマイズで32GBに増やしておくのがおすすめ。標準で3年間の無料保証がついているので、初めてゲーミングPCを買う人でも安心です。
- CPU
-
AMD Ryzen 7 5700X
- GPU
-
GeForce RTX 5060(8GB)
- メモリ
-
16GB DDR4
- ストレージ
-
1TB NVMe SSD(Gen4)
- 価格
-
194,800円
【フルHD配信を余裕持ってできる】NEXTGEAR JG-A7G6T


フルHD配信をしながら十分なフレームレートを維持!
「NEXTGEAR JG-A7G6T」は、Ryzen 7 7700とRTX 5060 Ti 16GBを搭載したバランスの良いモデル。
重量級のサイバーパンク2077でもフルHDで平均160fps前後(レイトレーシング+DLSS有効時)と、配信しながらでも十分なフレームレートを確保できるスペックです。
16GBのVRAMがあるので、最新タイトルで画質設定を上げてもメモリ不足になりにくいのがポイント。長く使えるPCがほしい人にもおすすめできます。
メモリは標準だと16GBスタートなので、予算に余裕があるなら32GBに増設したいところです。
- CPU
-
AMD Ryzen 7 7700
- GPU
-
GeForce RTX 5060 Ti(16GB)
- メモリ
-
16GB DDR5
- ストレージ
-
1TB NVMe SSD
- 価格
-
269,800円
【WQHD環境に対応可能】G TUNE DG-I7G70


重量級ゲームを遊びながら配信可能!クリエイティブ作業にも強い
「G TUNE DG-I7G70」は、IntelのCore Ultra 7 265とRTX 5070を搭載したモデルです。メモリ32GB・SSD 2TBが標準で入っているので、届いてすぐに配信を始められる構成になっています。
RTX 5070はWQHDがメインターゲットのGPUで、モンハンワイルズでもWQHDで平均120fps(フレーム生成オン)を出せます。
G TUNEブランドはNEXTGEARよりも初期構成が充実していて、Wi-Fiモジュールなどの拡張性にも優れています。
ゲーム配信だけでなく、動画編集やクリエイティブ作業にも使いたい人にぴったりです。マウスコンピューターの3年保証・送料無料もそのまま適用されます。
- CPU
-
Intel Core Ultra 7 265
- GPU
-
GeForce RTX 5070(12GB)
- メモリ
-
32GB DDR5
- ストレージ
-
2TB NVMe SSD
- 価格
-
429,800円
【WQHD~4Kも快適】FRONTIER FRZAB850B/B


4K解像度にも対応できる、最強クラスのCPU搭載モデル!
「FRONTIERのFRZAB850B/B」は、ゲーム向けCPUとして最強クラスのRyzen 7 9800X3Dと、RTX 5070 Tiを搭載したハイスペックモデルです。
RTX 5070 TiはVRAM 16GBを搭載し、4K解像度でも平均70fps前後を出せる性能があります。WQHD環境ならほとんどのゲームで100fps以上を狙えます。
9800X3Dはゲームのフレームレートをグッと伸ばしてくれるので、FPSタイトルを高リフレッシュレートでプレイしながら配信したい人にはとくにおすすめ。
360mm水冷クーラー搭載で冷却性能も充実。電源も850W 80PLUS PLATINUMと余裕があるので、長時間の配信でも安定して動作します。Wi-Fi 7対応・3年保証つきなのもうれしいポイントです。
- CPU
-
AMD Ryzen 7 9800X3D
- GPU
-
GeForce RTX 5070 Ti(16GB)
- メモリ
-
32GB DDR5
- ストレージ
-
2TB NVMe SSD
- 価格
-
484,800円
【配信もゲームも一切妥協なし】G TUNE FG-A7G80


4K配信もサクサクのハイエンド!ゲームも超快適
「G TUNE FG-A7G80」は、フルタワー型のハイエンドゲーミングPCです。CPUにRyzen 7 9850X3D、GPUにRTX 5080を搭載しています。
RTX 5080はWQHDで平均140fps前後、4Kでも平均90fps前後を狙える性能です。
DLSS 4のマルチフレーム生成を使えば、4Kでも140fpsが狙えるモンスタースペック。配信しながら4Kゲームを快適に遊べるPCは、このクラスからになります。
電源は1,000W 80PLUS PLATINUMと、将来のパーツ交換にも対応できる余裕のある構成。約65万円と高額ですが、スペック不足に困りたくない人にはぴったりです。
- CPU
-
AMD Ryzen 7 9850X3D
- GPU
-
GeForce RTX 5080(16GB)
- メモリ
-
32GB DDR5
- ストレージ
-
1TB NVMe SSD(Gen4)
- 価格
-
649,800円
ゲーム配信のPCスペックに関するよくある質問
ノートPCでもゲーム配信はできますか?
できないことはありませんが、デスクトップPCのほうが圧倒的に有利です。
ノートPCは排熱が追いつかず、長時間の配信ではパフォーマンスが落ちやすくなります。デスクと同等のスペックを積んだノートPCは価格もかなり高くなるので、自宅で配信するならデスクトップを選ぶのがおすすめです。
ゲーム配信に「2PC体制」は必要ですか?
NVIDIA製のGPUに搭載されたNVENCエンコーダーを使えば、1台で十分です。
以前はゲーム用PCと配信用PCを分ける「2PC体制」が主流でしたが、いまはエンコード処理をほぼGPU単体でまかなえます。機材が増えると管理も面倒なので、まずは1台体制で始めてみましょう。
VTuberとして配信する場合、追加で必要なPCスペックはありますか?
VTuber配信では、Live2DやVTube Studioなどのアバターソフトも同時に動かす必要があります。
そのぶんCPUとメモリの負荷が増えるため、メモリ32GB以上・CPU Ryzen 7 7700以上のスペックがおすすめです。3Dアバターを使う場合は、GPU性能も高めにしておくと安心でしょう。
Switchのゲームを配信するにはPCスペック以外に何が必要ですか?
Nintendo Switchの映像をPCに取り込むには「キャプチャーボード」という機器が必要です。Elgato HD60 X(約20,000円)やAVerMedia GC553(約27,000円)が定番として人気があります。
キャプチャーボードさえあれば、PCのスペック自体はそこまで高くなくても配信できます。
ゲーム配信に必要な回線速度はどれくらいですか?
上り(アップロード)速度で15Mbps以上あれば、1080p/60fpsの配信はおおむね安定します。ただし、Wi-Fiは速度が不安定になりやすいので、できれば有線LANで接続するのがおすすめです。PCスペックが十分でも、回線が遅いと配信がカクつくことがあります。
ゲーム配信に必要なPCスペックとおすすめモデルまとめ
ゲーム配信に必要なPCスペックは、「どんなゲームを」「どれくらいの画質で」配信したいかによって変わります。ただ、共通して言えるのはNVIDIA製GPU(GeForce RTXシリーズ)を選んでおくと、配信のハードルがグッと下がるということです。
迷ったら、RTX 5070搭載モデルを選んでおけば間違いありません。ゲームプレイも配信も快適に行える、バランスの良い性能だからです。
配信のスタートに完璧なスペックは必要ありません。まずは手の届く範囲で始めてみて、必要に応じてメモリやストレージをあとから強化していくのも全然アリです。



この記事を参考に、自分にぴったりのゲーム配信PCスペックを見つけてね!








コメント