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【2024年版】Webライターロードマップ|未経験から案件獲得までの道のり

Webライターロードマップ
由紀(yuki)

Webライターって未経験でもなれる? すぐに稼げる?

緑(midori)

Webライターは未経験でもなれるよ! だけど、手順が大切かな。

ちまたでは「Webライターロードマップ」という高い金額の有料教材がありますが、そのような情報商材は買う必要がありません。

生計が立つWebライターには、無料でなれるためです。

本記事では、半年で未経験(かつ就職経験ゼロ)の筆者が、約半年で文字単価4円のライターとなった経験をもとに、ライター業界の最新状況をもとにした「未経験から独立したい方向けのロードマップ」を作成しました。

Webライターになりたい方は、このロードマップどおりに進めてください。

おすすめWebライティングスクール」の記事もぜひあわせてご覧ください。ただし、当サイトのポリシーとしては、無料でできる範囲でコツコツ努力することを応援しており、スクールの活用は必須でないと考えています。あくまで選択肢のひとつとして、提案する記事です。

目次

未経験からWebライターになるためのロードマップ

Webライターになるためのロードマップはとてもシンプルで、以下のとおりです。

Webライター ロードマップ
  1. パソコンを買う
    • すでに持っていれば不要
    • ネット検索と文字入力がスムーズにできるパソコンなら安いもので良い
  2. WordPressブログで実績をつくる
    • WordPress案件がほとんどのため
    • Googleドキュメントでも良いが……できればWordPressを持つ
    • レンタルサーバーとドメインが必要
  3. 案件に応募する
    • クラウドソーシングで応募する(クラウドワークスやランサーズ)
    • 求人サービスで応募する(Indeedや求人ボックス)
緑(midori)

フリーランスとして独立するのは、わかっていると思うけど大変。
だからこそ、「我流」にこだわらず、「ロードマップ=正しい道のり」でコツコツ頑張っていくのが大切だね!

由紀(yuki)

未経験で業界のことに詳しくないのに、がむしゃらにやっていくのはリスクが高いよね。まずはこのとおりにやってみる!

それぞれ詳しく説明します。

① パソコンを買う

MacBook Air

Webライティングにはパソコンが必須ですので用意しておきましょう。はじめからパソコンを持っている方は、このステップは不要です。

パソコンのスペックはどれを選べばよい?

パソコンのスペックはなんでもOKです。

逆に、高いパソコンは買わないでください

ライティングの最初の仕事は「ネットで情報を調べること」と「文字を書くこと」なので、過剰なスペックは不要です。

ちなみに・・・
執筆者は2019年ごろにライターをはじめ、最初は大学時代のノートPCを使いながら、
その頃ちょうど出たMacBook Air(M1チップ)に買い換えていましたよ。
「整備品」という買い方で、少し安く買いました。
ちょうどその頃のPCレビュー記事がこちら→M1 MacBook Air(2020)をレビュー!

② WordPressブログで実績をつくる

次は実績づくりですが、初心者でWebライターを志す方は、必ずご自身でWordPressブログを開設してください。

昨今のほとんどのライティングはWordPress案件であるためです。

Googleドキュメント実績は微妙?

Googleドキュメントで実績記事を作るのは、「無料ですぐに用意できる」というメリットがある反面、「WordPressが使えることを証明できない」というデメリットがあります。

WordPressで入稿されたポートフォリオの方が、「WordPressを使いこなしてくれるかどうか」、採用担当者さんがすぐに判断できます。

たまに、「WordPressは経験なしだがGoogleドキュメントの原稿はとても良い」というライターさんもいらっしゃるのですが、いざWordPressに入稿してもらうと全然使いこなしてくれない……というケースもあります。

WordPress案件なら、採用担当者さんはWordPressの慣れを判断基準としていると考えてください。

WordPressをはじめるのに必要なレンタルサーバーとドメインについて

WordPressをはじめる際、最初に必要になるのが「レンタルサーバー」と「ドメイン」です。

以下のレンタルサーバーがおすすめです。基本的に「安くて人気がある」を基準に選べば間違いありません。

初心者におすすめのWordPress向けレンタルサーバー

ドメインは、「お名前.com」「ムームードメイン」「Xserverドメイン」あたりで安いものを契約するか、上記レンタルサーバーのドメイン無料特典を活用しましょう。

何本くらい実績記事を作ればよいか

実績記事ですが、少なくとも2〜3本アピールできる記事があれば十分です。

もちろん多いに越したことはありませんが、実際に案件応募時に添付するURLは2〜3個くらいになると思います。

注意!

たまに、応募でたくさんの実績記事URLを送ってくるライターさんがいます。

何人もの応募者を選考する採用担当者の方は、ひとつひとつ何記事も見ている時間はあまりないと考えるべきです。

応募時の実績は渾身の2〜3記事を添付し、その他の実績記事はポートフォリオページにURLをリストにしてお送りすると良いです。

応募するメディアのジャンルやトンマナに沿った記事をつくり、「このテーマ得意です!」とアピールできる記事をつくる戦略を検討してください。

③ 案件に応募する

WordPressで実績ができたら、早速案件に応募していきましょう。

ここで初心者ライターさんの疑問としては、以下があると思います。

  • 「案件に応募する」って、どうすればよいの……?
  • どこで案件探すの? 有名なクラウドワークス?
  • 何件くらい応募したらよいの? とりあえず5件くらい?

案件の探し方・応募の仕方(クラウドソーシングや求人サイトを使う)

案件の探し方ですが、初心者におすすめなのは次の2パターンです。

  • クラウドソーシングを使う(クラウドワークスやランサーズなど)
  • 求人サイトを使う(Indeedや求人ボックスなど)

ライティング案件探しならこの2パターンが王道です。

もっと具体的にいえば、最初のうちは「クラウドワークス」「ランサーズ」「Indeed」「求人ボックス」のいずれかで探すしかないと思います。

迷ったらクラウドワークスを使ってみるとよいでしょう。価格が安い傾向にはありますが、一番仕事がとりやすいです。まず実務案件を積むという点ではクラウドワークスからはじめるのが適しています。

ランサーズは、クラウドワークスよりは少し求められるスキルが高い印象です。たくさんの案件に応募するために、クラウドワークスと並行して使ってもよいでしょう。

Indeedや求人ボックスでもライター案件は探せますが、クラウドソーシングよりも選考が厳しかったり、業務開始まで時間がかかったりすることがあります。

筆者の場合は、最初にランサーズを使って実績をため、その後、求人ボックスで文字単価4円案件に応募して合格しました。

ちなみにランサーズには評価制度があり、当時は「認定ランサー」でした。このように箔をつけるのも、新規案件取得時にとても有利になります。

最初は何件くらい応募したらよいか

由紀(yuki)

何件くらい応募したらよいの?

こたえは、受かるまでです。好条件のクライアントさんに巡り合えるまで、応募し続けてください。

クラウドワークスを使うと、あまりの応募者さんの多さに圧倒され、そしてお見送りされ続け、心が折れる日が続くと思いますが、応募をやめないでください。

応募しないと仕事がとれない、チャンスもやってこないためです。

ありきたりな言葉ですが、チャンスは自分からしか掴むことができません

ライティングスキルよりも、フリーランスとして独立する上で大切なことです。

なお、応募し続ける際に重要なのは、「提案文を磨き込むこと」です。

同じやり方で20〜30件断られているなら、実績記事が微妙か、提案文が魅力的でないかのどちらかですので、改善していきましょう。

提案文を少しづづブラッシュアップしながら応募し続けてみてください。

どんな案件に応募すればよいか

由紀(yuki)

案件に応募してみようと思うけど、すごいたくさん……。
どんな案件に応募すればよいか、基準ってない?

結論としては「自分にやれそうな案件にはすべて応募すべき」です。

緑(midori)

ことばを選ばずにいえば、初心者は「なりふりかまってられない」!

その前提の上で、案件選びのポイントは以下になります。

案件選びのポイント
  • 制作した記事の実績利用は可能か
  • 得意なテーマ・ジャンルか
  • 案件のジャンルが、ポートフォリオ記事のジャンルと近いか
  • クライアントが良い人か
  • 単価が高いか

とくに「制作した記事の実績利用は可能か」は、初心者Webライターからすると最上級に重要な案件選びのポイントです。

しかしながら、逆に「実績掲載できないなら応募しない」というスタンスになるのはおすすめできません。初心者はいち早くライティングの実務経験を積むべきだからです。

また、「クライアントが良い人か」も重要です。片っ端から案件には応募すべきですが、仮に採用されても、クライアントさんがひどい、または搾取的な報酬設定となっているとしたら、関わりは断つべきです。

また、実績が少ない初心者は、確実に最初の数件はお見送りされます。しかし、お見送りされて良いのです。この段階で落ち込む必要はなく、心持ちとしては、ガンガンお断りされるつもりで営業し続けるくらいがちょうど良いと思います。

Webライターロードマップで「やらなくていいこと」

緑(midori)

Webライターになるための情報がネットにありふれているいま、次のようなことにお金をかける必要はないよ。

  • Webライティングスクールやオンライン講座を受講する
  • WebライティングやSEOに関する資格をとる
  • Webライティングに関する有料教材を買う
  • Webライティングに関する本を買って勉強しようとする
  • 安すぎる案件に応募する

初心者のうちは、上記はやらなくて良い!

NG① Webライティングスクールやオンライン講座を受講する

初心者の方は、Webライティングスクールやオンライン講座に通おうとする方が多いのですが、おすすめしません。

金額が高すぎるためです。10〜40万円ほどが受講相場かと思いますが、もったいないので払わないでください。

お金をかけて学ぶことより、応募し続けて心が折れそうになるくらい頑張ることや、実務で受けるフィードバックなど、実経験に価値があります。

「心が折れるような貴重な体験」は、スクールでは味わいづらいです。

私もライター初心者の頃は、うまく書けない自分に嫌気がさし、涙したこともありますが、今ではそんな経験も大切だったと感じられます。

NG② WebライティングやSEOに関する資格をとる

WebライティングやSEOに関する資格は、いまではほとんどの案件で求められていません。

資格があっても、記事のクオリティが微妙だとまったく意味がないためです。

実際に、応募時にWebライティングやSEOの資格をアピールしてくる方もいますが、あまり参考にしていません

実績記事のクオリティコミュニケーションのしやすさで判断します。

資格が必要なのは、専門性のあるジャンル

ただし、メディアのジャンルによっては、専門家としての資格があることで採用率・単価UPが見込めます。

具体的には、金融・投資・不動産ジャンルなどです。いわゆるYMYLジャンルといわれる、専門性や権威性が求められるメディアでは、そのジャンルの資格があることで採用・報酬アップが期待できます。

NG③ Webライティングに関する有料教材を買う

インターネットで販売されている有料教材(情報商材)も買わないでください。

Webライティングの基本スキルは、Web上で無料で手に入れられる情報で十分学べ、あとは手を動かして経験を積むしかないためです。

初心者のうちこそ、「なるべくお金をかけない」を意識すべきと考えます。

たしかに口コミをみれば、ライティングスクールや有料教材でうまく独立できた人もいるかもしれませんが、うまくいかなくてお金を無駄にしてしまった人もいるはずです。

当サイトでは、「Webフリーランスとして独立できる情報が完全無料で網羅できる」をひとつのコンセプトとしています。

Webライターの独立に関して知りたいこと・悩んでいることは、記事として解説して行きたいので、個人的な相談でも、お気軽にお問い合せ・ご相談ください。

NG④ Webライティングに関する本を買って勉強しようとする

由紀(yuki)

えっ。ライティングの勉強のために本は買おうとしてたな……。
「Webライターで月○○円稼ぐ方法」みたいな本はどうしても読みたくなっちゃう。どうしていけないの?

Webライティングに関するたくさんの書籍が、kindleや本屋さんにありますよね。

でも買わないでください。

理由は、買わなくても稼げるWebライターになれるためです。

もちろん、ライティングに関するすべての本が無価値な訳ではありません。私もいくつか書籍を持っており、執筆業の参考としています。

ライティングに関する本を読みはじめるタイミング

「ライティング・執筆スキルに関する本を読みはじめるタイミング」ですが、ある程度仕事を獲得できる・稼げるようになってから勉強しはじめてください。

つまり、一定の基本的なWebライティングスキルは、実際に手を動かしたり、ネットで情報収集する分で事足りるのです。

また、案件獲得して手をうごかす以外には、経験値は貯まらないのです。

しかしながら、月10万円稼げるようになったあと、月20万円・30万円とスキルアップしていくためには、本を読み先人の知恵を借りるのが有効です。

具体的な本の選び方についても解説します。

買うべき本・買わないでよい本の選び方

まず、以下のような本は買わなくてよいです。

買わなくてよい本
  • 「Webライターで月○○円稼ぐ方法」
  • 「頑張らなくても稼げる!」

「未経験でも月○○円稼げる」のようなタイトルは怪しんでください。

なぜなら……そんな保証あるでしょうか? 誰でも確実に稼げる方法なんて絶対存在しないのは、誰もが承知のはずです。

魅力的なタイトルとは、表紙で目をひくマーケティング施策でしかありません。タイトルで買わせて、本の内容は薄い可能性が高いです。

逆に・・・
思わず「買いたい」と思うほどのタイトルがあれば、
そんなタイトルを自分でも書けるようになるよう、そのタイトルの魅力を分析してみるのがよいかもしれません。

対して買うべき本の特徴は以下です。実際におすすめの本とあわせて紹介します。

おすすめのライティング本

※ Amazonがリンク先ですが、アフィリエイトリンクではありませんので、お気軽にクリックして内容や口コミをチェックしてみてください。

稼げるかどうか、ではなく、「良い文章」の定義や考え方、テクニックが書いてある本です。データや統計、心理学に基づいたライティングテクニックは、書籍で学んでいきましょう。

NG⑤ 安すぎる案件に応募する

Webライターロードマップで、「まずは最初は文字単価0.2〜0.5円の案件からはじめよう」みたいなことを書いているものがありますが、やめてください

理由はシンプルで、生活も精神も破綻してしまうためです。

仮に文字単価が0.5円のときの具体的な報酬をイメージしてください。

文字単価0.5円を頑張る場合の収入イメージ

ライティングにおける報酬面を正しく評価するには、ご自身のライティングスピード、つまり1時間あたりに何文字かけるかを把握しておくことが大切になります。

そうすれば時給換算できるためです。

また、ライティングにおいて重要な「リサーチ」も考慮に含める必要があります。

仮にリサーチ含め1時間あたり1,000文字がかけるとイメージした場合、文字単価0.5円案件を頑張ると以下のような状況となります。

  • 1時間1,000文字書ける
  • 1,000文字 × 0.5円 = 500円が時給

確かに、実績作りのためと割り切れば500円でも頑張れる人がいるかもしれません。また、仮に時給換算500円だとしても、案件数さえあれば月10万円を達成できるのは事実です。

しかし、Webライターで独立したい方の本来の目的は、リモートで働けて、ある程度精神的自由が得られる職業形態だと思います。

筆者の実体験としても、文字単価が0.8円以下だと、経済的にも精神的にも苦しみます。

筆者も文字単価0.8円でライティング案件を受けていた時があったのですが、正直、時給換算すると200〜300円くらいだったと思います。

今思えば、途中でやめて違う案件を探すべきでしたが、当時は自信がなかったという理由だけで行動に移さなかったのです。

絶対にほかに良い案件があるので、良いクライアントさんと巡り合えるまで、案件探し(案件選定)をし続けてください。

Webライターロードマップまとめ

未経験からWebライターとして独立し案件獲得するまでのロードマップを解説しました。

稼げるライターになるためには、とにかく、手を動かしてみることです。結局はライティングを仕事にするのですから、ひたすらに「書く」技術を磨き続けるべきです。

有料のスクールや教材に安易に手を伸ばして、ショートカットしようとしてはいけません。

たくさん応募して、テストライティングに落ちて、また応募して、落ちて、の繰り返しになると思います。しかし、そんな経験が、フリーランス人生においてもっとも重要な「メンタル」を鍛えてくれるはずです。

自分を信じて、稼げるライターを目指してください。

由紀(yuki)

とにかく、実際に手を動かすしかないよね!
ロードマップに沿って、コツコツ歩くだけ!

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