半年前、MacBook Air(2020)を買うついでに「AirTag(エアタグ)」を購入。
正直なところ、AirTagが発表当時から「こんな小さいアイテムが4,000円もして、誰が買うんだ……」と思っていました。
しかし、気づいたら財布の中にずっと入っています。
「なぜ買ったのか」「実際使ってみてどうか」をレビューしますので、気になっている方の参考になったら幸いです。
- AirTagとは何か
- AirTagの見た目
- 実際に使ってみてどうか
- 財布に入るサイズ感か
- AirTagに3,800円の価値があるのか
AirTagとは?
AirTagというのは、コレです。
コインのようなアイテムで、Appleいわく「見つける天才」。
いわゆる「スマートタグ」というアイテムで、これを装着したモノの位置情報がわかります。
私のように財布に入れたり、鍵のキーホルダーとして使ったりするのが主な使い道。
つまり万一紛失した場合に、Apple IDを使って、AirTagとセットの紛失物を探すことができるのです。
AirTagの特徴
AirTagの特徴は5つ。
- 位置情報が追跡できる
- 音が鳴らせる
- 1年以上使えるバッテリー(交換のタイミングもわかる)
- 防水
- 最新iPhoneなら「正確な場所を見つける」機能が使える
バッテリーが長持ちだったり、防水機能があるのはスマートタグとして嬉しいポイントです。
「正確な場所を見つける」機能
iPhone 11以降のiPhoneなら、この「正確な場所を見つける」機能が使えます。
上の画像をご覧いただければわかるとおり、近くのAirTagに対して、より正確な方角・距離を示してくれる機能です。
残念ながら私はiPhone SE(第2世代)だったので、この機能は使えません(もちろんそれでも十分使えます)。
AirTagの内容
AirTagが届いたので、開封していきます。
まずはApple製品おなじみの箱。
Air Tagの外箱はこんな感じです。
内容物は以下のとおり。
AirTag本体と、簡単な説明書が含まれているのみです。
AirTagの外観
AirTagを手にとってみました。
サイズ感としては、500円玉よりひとまわり大きい感じです。
厚みは500円玉3枚分程度あります。
公式サイト
Apple StoreでAirTagを見るなぜ3,800円もするAirTagを買ったのか
買った理由は、「財布を無くしたから」でした。
財布を無くしたとき、人生が終わったかのような気分になり、心臓がバクバクしたときに思ったことが以下。
「こんなとき、AirTagが財布に入っていれば……」。
気づくと、Apple公式サイトのカートに入っていました。
いわゆる「安心を買う」というもの
買ってみて感じますが、「いつでも財布をなくせる」気分です。
(もちろん紛失したくはないですが!)
一度無くしたものが、「どこにあるかわからない」というのは、本当にストレス。
財布やスマホを無くしたことがある人も多いはずですが、自宅内で紛失したとしても焦りがスゴイです。
絶対なくしてはいけないモノを、iPhoneで探せるというのは、「安心を買う」という意味でとても価値があると思い知らされました。
財布にAirTagを入れてスマホで探してみる!(使い方)
早速iPhoneにペアリングして、屋外で「ちゃんと探せるか」を試してみました。
ちなみに使用スマホはiPhone SE(第2世代)なので、「正確な場所を見つける」機能が使えません。
しかし、位置情報を取得したり、音を鳴らしたりはできるので、結論として買った価値はありました。
ペアリング
スマホを開くと、AirTagを察知して以下の画面になるので「接続」をタップ。
今回は財布にAirTagを入れるので、「財布」を選択。
自分のApple IDにこのAirTagを登録します。
「完了」をタップしてペアリング完了です!
早速マップが表示されて、正確に自分のいる場所を指してくれています。
実践で使い方をチェック! 本当にAirTagを探せる?
では、財布にAir Tagを入れます!
私が使っている小さな財布でもちゃんと入りました。
屋外で友達に財布を持って歩いてもらいます!
AirTagを探すには、iPhoneに標準で入っているアプリ「探す」を開きます。
画面は以下のような感じになり、下メニューバーから「持ち物を探す」を選択して、自分の財布をタップしてみます。
AirTagを入れたアイテムまでの距離・所要時間がわかります。
上の画面で「出発」をタップすれば、目的地までナビゲートしてくれます。
「経路」をタップしても同様です。
また、近づいたら「サウンドを再生」をタップすることで、AirTagに音を鳴らすことができ、場所がわかりました。
手元から離れたときに通知
「手元から離れたときに通知」という機能もありました。
たとえば、スマホを持ちながら財布の元を離れると、スマホに通知を送ってくれます。
紛失モード
本当に財布を紛失したときは、「探す」アプリを開いて、この「紛失モード」をオンにします。
紛失モードにすることで得られるメリットは以下のとおり。
- 位置情報を検知したら通知する
- ほかのApple IDにペアリングできなくする
- メッセージを残す
3つ目の「メッセージを残す」は、iPhoneやiPadなどの画面に持ち主の連絡先を記載できる機能です。
1番多い使い方は自宅での「無くしもの」……
自宅の中で、財布やスマホを無くすことも多くないですか?
そんなときもApple IDが紐づいていれば安心です。
iPhoneやiPadの「探す」アプリを使う、あるいはPCブラウザからApple IDのページを開き、「サウンドを再生」で音を鳴らします。
私は結局財布を無くすことはなくなったものの、この方法で何度もスマホやAirTagを自宅内で発見しています(まずなくさないような管理大事……)。
AirTagまとめ
今回はAppleのAirTagを買って、実際に使ってみてのレビューをしました。
私がモノを無くしたときの焦りがヒドいタイプなので、AirTagによって人生の安心感が増した気分です。
3,800円は高いと今でも思いますが、買ってよかった。
公式サイト
Apple StoreでAirTagを見る