2020年11月17日、Appleから最新OSの「M1」を搭載したMacBookが発売されました。
「ハイスペック」「安くてコスパ最強」など当時はかなり話題になっていましたが、私はすっかり出遅れて、発売からほぼ丸1年後に購入することに。
結論として、感動。
そんな最高なMacBook Airについて、実際に1ヶ月間使用したレビューをお届けしていきます!
ついにM1 MacBook Airを購入!整備品です。
自分だけのMacBook、念願です。
Appleの「認定整備済製品」として、少し安い価格で購入しました。
しかし、なぜ発売して1年も経ってから購入したのか。
そんな「今さら」M1 MacBook Airを購入した理由を本記事で紹介します。
発売して1年が経った今更購入した理由
早速結論から理由をお伝えしますが、「お金がなかったから」です。
このM1 MacBook Airの特徴として、スペックに対して破格の価格であることもありましたが、それでも最低10万円ほどするMacBook Airはなかなか手が出せませんでした。
何より、その直前で、「iPad Air 第4世代」を買ってしまっていたのです…。
Smart Keyboard FolioやApple Pencilと一緒に購入したので、こちらも10万円近くしていました。
さらにその年の夏には、古くなったiPhone 6sを買い換えるために「iPhone SE 第2世代」も購入していました。
そんなiPhone SE 第2世代を1年間使用した感想レビューはこちら。
2020年は何かとApple製品で散財したので、今回MacBookは見送ることに。
しかし、YouTubeやSNSをはじめ、M1 MacBook Airのあまりのレビュー評価の高さから、ずっと欲しかったです。
約1年が経ち、久しぶりにM1 MacBook Airを調べてみると、「認定整備済製品」として安く買えることを発見したので、この度購入することになりました。
Appleの「認定整備済製品」とは?
Appleの製品を少し安く買える「認定整備済製品」をご存知でしょうか?
略して「整備品」とも呼ばれますが、Appleが公式に安く製品を販売しています。
結論からいうと、全く新品同様なものが届くにもかかわらず値段が安い(最大15%OFF)ので、Apple製品を買うなら整備品で買うのが確実にお得です。
整備品とは、以下のような事情のある製品が、Apple独自の厳しい品質基準に従って整備されたものです。
- 初期不良等の事情で返品された製品
- 元々店頭に並べられていた展示製品
つまり、元は中古品です。
しかしながら、整備済製品として販売されるのはAppleの品質基準をクリアしたもののみ。
最終的に新品と全く同じと言って良いレベルの状態の製品が届くので、安く買いたいなら整備済製品を利用しない手がないのです。
2021年モデルの新型MacBook Proも発売するが…
2021年10月19日、Appleから新型のMacBook Proが発表されました。
チップは新しく登場した「M1 Pro」と「M1 Max」。
驚異的なパワーマシンとして現在話題です。
14インチモデルと16インチモデルがあり、さらにベゼルレスになってディスプレイが広くなったり、SDカードポートが追加されたりと、「もう欠点がないんじゃないか?」というくらい完璧すぎるMacBookが登場してしまいました。
私がMacBook Airの購入を決めた時点でも、 「(名前は異なったものの)M1Xチップ」を搭載したパワフルな最新MacBook Proが登場する」という噂はありました。
それでもとくに迷うことなく、前年モデルのMacBook Airを購入できた決め手は、やはり「価格」です。
なんと2021年モデルMacBook Proは、14インチの最小スペックでも239,800円(税込)。
高い…!
私が購入した整備品のM1 MacBook Airの2倍以上の価格です。
もちろん、もっと仕事のパフォーマンスを上げるために、いつかは手にしたいものですが、今の主なPC業務では必要ないと判断しました。
そしていつかプロ向けのハイスペックPCが必要となったとき、もっと高性能なチップを搭載したMacBook Proが登場しているのを密かに期待しています…!
購入した整備品M1 MacBook Airについて
次に、購入したM1 MacBook Airのスペックについてまとめていきたいと思います。
白い箱を開封!M1 MacBook Airの同梱物
Apple製品お馴染みの白い箱。開けます!
整備品ですが、まるで新品のようにピカピカでした。
同梱物はこんな感じで、「充電器」「ケーブル」「説明書(?)」が入っています。
外観・デザイン・ディスプレイ
やっぱりデザイン、シンプルで無駄がなく、キレイですね…。
そして、やっぱりめちゃめちゃ薄い…。
タイプCポートは左に2つ。
欲を言えば、MacBook Proみたいに左右にタイプCポートが欲しかった…。
キーボードデザインも、やっぱり他のノートPCよりかっこよくて、実際使ってもシザー式の打鍵感が一番心地良いです。
起動します!
最高です。
M1 MacBook Air(2020)のスペック
今回は、ProではなくAirを選んで、スペックも一番低いものを選びました。
とはいえ、M1 MacBook Airが発売してから1年間、さまざまな友人やレビュアーの方々が「Airでもスペック高すぎる!コスパ最強!」と話題にしていたので、最低スペックでも気にせず即選択。
ずっと最低スペックで最安で買うことは心に決めていたので、追加オプションにも悩まずに買うことができました。
そのスペック概要は以下の通り。
名前 | MacBook Air(M1、2020) |
---|---|
ディスプレイ | 13.3インチ Retinaディスプレイ |
チップ | Apple M1 チップ(8コアCPU、7コアGPU、16コアNeural Engin) |
ストレージ | 256GB SSD |
メモリ | 8GB |
キーボード | バックライトMagic Keyboard |
セキュア認証 | Touch ID |
サイズ | 高さ:0.41~1.61 cm、幅:30.41 cm、奥行き:21.24 cm |
重量 | 1.29 kg |
ポート | Thunderbolt / USB 4ポート × 2 |
何より驚いたのは「バッテリー持ち」でした。
バッテリーが全然減りません。
Apple公式だと「最大15時間のワイヤレスインターネット」「最大18時間のApple TVアプリのムービー再生」と記載されていて、実際、本当に半日持ちます。
今までカフェなどでPC作業をするときは充電器を持ち歩くのが必須でしたが、ほぼ丸一日バッテリーが持つので、充電器が不要になりました。
正直、スペックが良い・悪いよりも、バッテリーで十分感動できる製品だと思います。
とはいえもちろん、多くの方のレビュー通り、最低スペックのM1でも各作業において処理スピードは早く、十分のスペックであることは1ヶ月使用して体感できました。
MacBook整備品のメリットや安心できる理由
「Appleの整備品って、安心できるの?」と思うかもしれませんが、私は心から安心して良いと思っています。
むしろ欲しいApple製品が整備品で買えるなら、安く買えるので利用しない理由がありません。
そんなApple整備品のメリットについて、以下、私なりにまとめてみました。
価格が安い
まずは何より価格が安いのが最大のメリットです。
整備品はApple公式が値下げしており、最大で15%OFFになります。
私の買ったM1 MacBook Airの場合はほぼ1万円安くなりました。
たった1年前の製品で新品とほぼ同じ状態なのにです。
もっと昔のモデルのMacBookやiPadだと、さらにお手頃な値段で購入できるかもしれません。
品質は安心できる
Appleの整備品は新品同様の厳しい品質基準をクリアしたデバイスであることが保証されています。
Apple純正の交換パーツ(必要な場合)を搭載し、徹底的なクリーニングと点検が行われた「新品同様」のデバイスが届きます。整備済iOSデバイスには、新しいバッテリーと外装が搭載されています。すべてのデバイスに、アクセサリやケーブル、オペレーティングシステムがすべて同梱されています。
引用:認定整備済製品を選ぶ理由 – Apple(日本)
先にも開封の様子を見せましたが、充電器等の付属品もバッチリ入っています。
中古品のApple製品メルカリなどフリマアプリで買っても安く買えますが、そういった場所では「品質の保証」がなかったりします。
そのような場所で買うと、傷がついていたり、バッテリーが消耗していたりすることがあります。
1年の製品保証付き
整備品でも、通常の商品同様に購入後1年間のハードウェア製品保証が付きます。
加えて「90日間のテクニカルサポート」も。
もちろん、プラスでApple Careの加入も可能です。
最短翌日お届け
整備品で買っても、とくに優先されなくなるわけでもなく、無料で最短翌日に届けてくれます。
実際、私もとくにお届け日を設定することなく、注文日の翌日に届きました!
MacBookは整備品でも大丈夫?デメリットは?
「整備品でApple製品を買ってみたいけど、デメリットとかはない?」と気になっている方へ向けて、整備品で気をつけておきたいポイントだけまとめておきました。
結論として、先に解説したように品質面ではほとんど問題がありませんが、下記のような点がデメリットとして挙げられます。
- 最新機種は購入できない
- 人気商品は在庫がない
- スペック・カラーが自由に選べない
- iPhoneの整備品はない
それぞれ紹介します。
最新機種は購入できない
整備品とは先にも述べた通り、元は展示されていた商品だったりするので、発売して間もない最新モデルが整備品のラインナップに並ぶことはほとんどありません。
そのため、基本的に整備品として購入できるのは旧モデルのみとなります。
私もM1 MacBook Airの発売からおよそ1年後に整備品ページを見たことで、たまたま発見し購入することができました。
人気商品は在庫がない
また、整備品はあまり在庫が潤沢ではないので、人気の商品は売っていないことがあります。
整備品を探していても、ほとんど数年前のモデルで、1〜2年前のApple製品の数は少ないです。
スペック・カラーが自由に選べない
整備品として売っているApple製品は、スペックもカラーも固定なので、自由に選べません。
私の場合は「最低スペックでシルバーのM1 MacBook Air」が欲しいと思っていて、たまたま整備品として売っていたので買うことができました。
そのため、お好みのスペックでカスタマイズされたMacBookやiPadが見つかるとは限りません。
iPhoneの整備品はない
なぜか、Appleの整備品にはiPhoneのラインナップがありません。
MacBookやiPadの他にあるのは、Apple WarchやiPodなど。
最近のiPhoneもとても価格が高いですが、整備品として公式から安く買うことはできないようです。
整備品はどこから購入できる?
Appleの整備品ページは、こちらのリンクから訪れることができます。
あるいは、以下の画像のように、公式サイトの最下部フッターの赤枠部分に整備品ページへのリンクがあります。
MacBookやiPadなどのApple製品を少しでも安く買いたい方は、整備品ページのブッマークがおすすめです!
MacBook Airにおすすめな周辺機器・ガジェットも紹介!
私も実際に使っている、おすすめのMacBook向けガジェットを紹介します!
一部レビューしているアイテムもありますので、ぜひ合わせて読んでみてください!
ワイヤレスキーボード
私が持っているワイヤレスキーボードは以下の2つです。
- Apple Magic Keyboard
- Anker ウルトラスリムワイヤレスキーボード
高くても高品質ならMagic Keyboard、とにかくコスパ重視なら2,000円と格安なウルトラスリムワイヤレスキーボードがおすすめです!
ワイヤレスマウスorトラックパッド
私が使っているのはLogicool(ロジクール)の「MX Anywhere3」という約10,000円のワイヤレスマウスです。
とても小さくて持ち運びもしやすく、ボタンの割り振りでカスタマイズもできる優秀なガジェットでお気に入り。
PCスタンド
上のようなPCスタンドは、ワイヤレスキーボード・マウスと併用前提のアイテムですね。
私の使用している「BoYata ミニ」はノートPCのデスクトップ化に最適です。
通常のBoYataスタンドよりも一回り小さいですが、全く問題なく使えます。
また、ノートPCに角度をつけて、視線を上げつつキーボードを打ちやすくする「MOFT」もMacBook Airの購入と同時に買って使ってみましたが、姿勢が改善してとても良かったです!
このMOFTとは別に、スタンディングデスクにもなる斬新なPCスタンド「MOFT Z」というガジェットも以前レビューしました。
PD急速充電器
最後に充電器のおすすめガジェットです。
MacBookに付属品としてついている充電器は30Wで、少し充電スピードが遅かったりします。
しかし私の使っているRAVPowerの「PR-PC128」はなんと90W!
1時間程度の充電でも、かなりバッテリーが回復します。
タイプCが2ポートあるので、iPadと同時に充電も可能。
詳しくはPR-PC128について解説しているこちらのレビュー記事をどうぞ!
まとめ|整備品M1 MacBook Airを1ヶ月使用した感想
M1 MacBook Airを使用して1ヶ月経ちましたが、まったく不満なく、問題なく使えています。
もともと整備品とは一切感じられず、デザインも使用感も新品同様です。
今回の記事は、「できるだけ安くMacBookやApple製品を新調したいけど、整備品って実際どうなんだろう?」と疑問を持っている方に参考になるように書いてみました。
整備品として売っているタイミングを見逃さないようにさえしなければ、新品と言って良い製品をApple公式から買うことができるので、本当におすすめです。
また、MacBookの実践Tipsとして、「Ctrlキーショートカット」の小技についても解説しています。
こちらもぜひ合わせて読んでみてください!