PCスタンドで有名なMOFTシリーズから、最新作の「MOFT Z」が発売されていました。
そのMOFT Zの最大の魅力が「スタンディングモード」で、ついに立ち姿勢に対応。
立つと集中力が上がりますし、在宅ワークでは「立ち⇄座り」の切り替えができると仕事がはかどります。
今回、半年ほど実際に使って「これは在宅ワークにめっちゃ良い!」と感動したのでレビューします!
MOFT Zの使い方
斬新な発想で色々な使い方ができる分、少しクセのあるMOFT Z。
どんなことができるのか、徹底解説します!
MOFT Zは4つの使い方ができる
MOFT Zはその形状を4パターンに変形させることができます。
中でも魅力的なのが「スタンディングモード」です。
こちらのMOFT公式YouTube動画をご覧ください!
いろんな使い方ができる、斬新で画期的なPCスタンドだと思いませんか?
スタンディングデスクがなくても、MOFT Zを使えば立ちながら仕事でき、立ち疲れたら座りに変えて……。
そんな風に、気分に合わせて柔軟な使い方ができるのがMOFT Zの魅力です。
「スタンディングモード」で立ちの姿勢
こちらがMOFT Zの「スタンディングモード」。
このモードにすることで、普通のデスクでも立ちながら仕事することが可能になります。
スタンディングモードは約25cmの高さです。
これさえあれば、わざわざスタンディングデスクを購入しなくても良くなるので部屋のスペースを取りません。
「普段は座りで、立ちたくなったら立ち」といったように、在宅での仕事スタイルがより自由になるのがうれしいです。
25°はノートPCのキーボードが打ちやすく
使用頻度がもっとも高くなるのがこの「25°モード」。
ノートパソコンのキーボードに角度をつける通常のMOFTのような使い方ができ、より打ちやすくなります。
ディスプレイの高さも上がり、首の負担も軽減されてGOOD。
45°は外付けキーボードと併用して目線を上げる
「45°モード」はかなり角度が急。
外付けキーボードやトラックパッドと併用するのが主な使い方になると思います。
実際ワイヤレスキーボードとの併用もしてみましたが、ちょうど良い目線の高さにディスプレイがくるので仕事が捗ります。
しかしMOFT Z本体をわざわざ組み立てるのは面倒なため、あまり使用頻度は高くないです。
60°はタブレットや資料スタンド
最後に「60°モード」です。
こちらは主にiPadなどのタブレットや、資料などを立てかけるような用途がメインのモード。
iPadをサブディスプレイとして横におきながら仕事するといった使い方ができます。
もちろん、紙や本の資料も立てかけられます。
いろんな資料を見ながら仕事をするという方なら、かなり活躍するかもしれません。
そして、あまり使うことはないかもしれませんが、スマホを立てかけることもできます!
収納・持ち運びにも便利
さらにMOFT Zは板状に折りたたむことができて、収納も便利なのが魅力。
使い終わったら上の写真のように薄く折りたたむことができるので、本棚など、どこでもカンタンに収納することができます。
調べてみるとその薄さ、約1.2cm!
外出先で使いたい場合は、リュックにも入るサイズになるので嬉しいです。
帰省の際には実家でスタンディングデスクを作ることができ便利でした。
スタンディングモードはプチテーブルにもなる
MOFT Zの使い方で地味に多いのが、床座りでのスタンディングモード。
ちょっとイスに座り疲れたとき、立ち疲れたときには、第3の姿勢として床に座るパターンがあります。
MOFT Zのスタンディングモードさえあれば、作業用のプチテーブルができるのでおすすめです。
MOFT Zの微妙な点
実際に使ってみてイマイチだな、と感じた部分もレビューします!
890gと重いので持ち運びには△
MOFT Zの重量は890g。
ノートPC一台分の重さがあって、あまり持ち運びには向きません。
リモートワーカーの筆者個人的には、持ち運びできるスリムさに期待しつつ購入。
しかし、正直結構重くて、だんだんと持っていかなくなりました。
自宅に収納はしやすいものの、持ち運びにはあまり向きません。
折りたたみ・角度切り替えが難しい
折りたたみできるという機能はユニークで便利なんですが、慣れるまでに意外と苦戦します。
4種類もモードがあるため、「あれ、どう組み立てればいいんだっけ?」となりがちでした。
慣れると気にならないのですが、はじめは少し使いにくさを感じるのがデメリットです。
スタンディングでも目線は低くなるので首の負担あり
スタンディングモードで立ち仕事ができるようになるのですが、目線がかなり下がります。
そもそものデスクの高さにもよるので、購入前には「普段使用しているデスクの高さ+25cm」でちょうど良くパソコン作業できるかを事前チェックすることをおすすめ。
立ちで集中力が上がったり、腰の疲れは軽減されたりするものの、長時間使っていると首や肩の負担が大きくなります。
スタンディングモードでは角度調整ができない
あくまで「普段はデスクで座り仕事、ちょっと疲れたら立ち仕事」といった感じのアイテムという印象です。
MOFT Zを買っても、立ち仕事がメインになるわけではないのかな、と感じました。
価格が高い
MOFT Zのデメリットとして、高めの価格であることが挙げられます。
MOFT Zの価格は6980円。
PCスタンドにかける金額としては手を出しづらい価格です。
しかし「自宅デスクでの座り仕事が辛くなってきた…」など、リモートワークの仕事効率が下がってきたと感じたら、スタンディングの姿勢はおすすめです。
MOFT Zは少し高いですが収納もしやすく、部屋のスペースを大きくとってしまうスタンディングデスクを購入するよりも、試してみる価値は大いにあると思います。
MOFT Zの良い・悪い口コミ
MOFT Zはここまで見てきたように、とても斬新なガジェットなので、人によってはかなり好みが分かれるアイテムだと思います。
そこで本記事では、MOFT ZのAmazonレビューをまとめてみました。
MOFT Zの良い口コミ
まずは、MOFT Zに対して高評価な口コミです。
クラウドファンディングのときから注目していたが、ついにAmazonで流通するようになったので即購入。在宅ワークではかかせない相棒になった。スタンディングで使える点とスマートに畳めるところが類似品にはない最大のメリット。
確かに、普通のPCスタンドとしても使えて、スタンディングデスクにもなるというのは、現時点ではMOFT Zしかないように思います。
かなり唯一無二なアイテムかもしれません。
角度も数パターンあり、安定している。
スタンディングでpc作業してみてもキータッチには支障なく安定。昇降デスクがある意味不要。
折り畳んで薄く、収納にも困らない。
重さは少しあるが、安定させるには最低限のものかと。(軽くて安定するスタンドは無いと思う)
上のレビューでも述べられている通り、多機能でありながら、安定感のある点もポイント。
MOFT Zのデメリットである重さに関しては、安定感を得るためとして肯定的に捉えていますね。
MOFT Zの悪い口コミ
次に、MOFT Z購入者のイマイチレビューです。
13インチのmacを置いたところ、ノートパソコンのキーボードを打つたびに、ぐらつきが気になります。
製品として良いとは思うけど、ぐらつきが気になる方はお勧めしません。
安定感やぐらつきに関しては賛否両論のようです。
実際、スタンディングモードだと「ぐらつき」を感じることもあります。
これは、お使いのデスクにもよると思いますね。
そもそもMOFT Zを設置するデスク自体が不安定だと、少し使いづらくなるかもしれません。
まとめ
今回は、スタンディングデスクを作れる魔法のアイテム「MOFT Z」をレビューしました。
仕事スタイルがさらに自由に、柔軟になるので、リモートワーカーにとてもおすすめできる斬新なPCスタンドです!