「プロゲーマーはどのゲーミングマウスを使っているの?」と気になって調べても、サイトごとに書いてある順位がバラバラで迷ってしまいます。せっかく買うなら、勝っている選手が実際に使っているモデルから選びたいものです。
この記事では、海外の大手eスポーツ集計サイト「ProSettings.net」の2026年7月時点データをもとに、世界のプロ2,364人が使うゲーミングマウスの使用率ランキングを、VALORANT・CS2・Apexのタイトル別まで紹介します。
ゲーミングマウスのプロ使用率ランキング【総合・全世界2,364人】
まずはタイトルを問わず、世界のトッププロ全体でどのマウスが使われているかを見ていきます。下の表は、eスポーツ選手の使用デバイスを追跡している海外サイト「ProSettings.net」が、2026年7月時点で2,364人分を集計した使用率ランキングです。
ねこくんそもそもProSettings.netってどんなサイトなの?



海外の大手デバイス集計サイトだよ。プロ本人からの申告や、大会中継の映像でどの機材を使っているかを地道に追いかけて、使用率をまとめているんだ。
| 順位 | モデル | 使用者数 | 使用率 |
|---|---|---|---|
| 1 | Razer Viper V3 Pro | 324人 | 13.71% |
| 2 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 | 299人 | 12.65% |
| 3 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT | 229人 | 9.69% |
| 4 | Razer Viper V4 Pro | 161人 | 6.81% |
| 5 | Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE | 157人 | 6.64% |
| 6 | Razer DeathAdder V3 Pro | 88人 | 3.72% |
ひと目でわかるのは、上位はRazerの「Viper」系とLogicoolの「PRO X SUPERLIGHT」系のほぼ二強だということ。5モデルすべてが54〜60g前後の軽量ワイヤレスで、有線マウスや重量級モデルは上位に入っていません。
1位のViper V3 Proと2位のPRO X SUPERLIGHT 2だけで、全体の4分の1以上を占めます。迷ったらこの2台のどちらかを選べば、プロと同じ環境に近づけると考えて問題ありません。
- 重量
-
マウスの重さ。軽いほど素早く動かせて、手も疲れにくいです。プロは60g前後が主流です。
- DPI
-
マウスを動かしたときのカーソルの動く量(感度)。数値が大きいほど高感度ですが、実際は自分で好きな値に設定して使うので、上限の大きさは選ぶ決め手になりません。
- ポーリングレート
-
1秒間にマウスがPCへ位置を伝える回数(単位はHz)。数値が大きいほど動きが滑らかになります。ただし1,000Hzでも実際のプレイで困ることはほぼありません。
- 持ち方
-
マウスの握り方。手のひら全体を乗せる「かぶせ持ち」、手のひらの後ろと指先で持つ「つかみ持ち」、指先だけでつまむ「つまみ持ち」の3種類があり、合う形が変わります。
VALORANTプロのマウス使用率ランキング【667人】
ここからはタイトル別に見ていきます。まずは日本でも競技人口が多いVALORANTです。ProSettings.netがVALORANTのプロ667人を集計した結果が以下のとおりです。
| 順位 | モデル | 使用者数 | 使用率 |
|---|---|---|---|
| 1 | Razer Viper V3 Pro | 116人 | 17.39% |
| 2 | Razer Viper V4 Pro | 96人 | 14.39% |
| 3 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 | 56人 | 8.40% |
| 4 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT | 53人 | 7.95% |
| 5 | Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE | 46人 | 6.90% |
VALORANTではRazerのViper系が1位・2位を独占し、メーカー別でもRazerが約46%と過半数に迫ります。総合ランキングよりもRazer寄りの傾向がはっきり出ているのが特徴です。
注目したいのは、2026年3月に発売されたばかりの最新モデル「Viper V4 Pro」が、早くも2位まで伸びてきている点です。新モデルへの乗り換えが速いのも、機材にこだわるVALORANTシーンらしい動きといえます。



VALORANTを始めたばかりなら、とりあえずViper V3 Proを選べば失敗しない感じかな?



そうだね。左右対称でクセのない形だから、持ち方を選ばず手に馴染みやすいよ。最新のV4 Proはさらに軽いけど、価格も上がるから予算と相談だね。
CS2プロのマウス使用率ランキング【921人】
次はCS2(カウンターストライク2)です。世界で最も歴史が長く、プロチームの数も多い競技のため、今回のタイトルの中で集計対象がもっとも多い921人となっています。母数が大きいぶん、使用率の数字としての信頼度も高めです。
| 順位 | モデル | 使用者数 | 使用率 |
|---|---|---|---|
| 1 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 | 167人 | 18.13% |
| 2 | Razer Viper V3 Pro | 101人 | 10.97% |
| 3 | Razer DeathAdder V4 Pro | 100人 | 10.86% |
| 4 | Logicool G PRO X2 SUPERSTRIKE | 83人 | 9.01% |
| 5 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT | 68人 | 7.38% |
CS2ではVALORANTと逆に、LogicoolのPRO X SUPERLIGHT 2が1位で、メーカー別でもLogicoolが約37%とRazerを上回ります。同じFPSでもタイトルによって人気の傾向が変わるのは面白いところです。
ただし上位の顔ぶれ自体は、Viper系とPRO X SUPERLIGHT系、そしてエルゴノミック形状のDeathAdder系という「軽量ワイヤレスの定番」でVALORANTと共通しています。どのタイトルでも、この3系統から選んでおけば大きく外すことはありません。
Apexプロのマウス使用率ランキング【87人】
最後はApex Legendsです。Apexはコントローラーで戦うプロも多いため、マウス&キーボードのプロに絞ると集計対象は87人と少なめになります。母数が小さいぶん、1人乗り換えるだけで順位が動きやすい点は差し引いて見てください。
| 順位 | モデル | 使用率 |
|---|---|---|
| 1 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT | 38.9% |
| 2 | Razer Viper V2 Pro | 12.5% |
| 3 | Finalmouse Starlight-12 | 9.7% |
| 4 | Lamzu Atlantis | 8.3% |
| 5 | Razer DeathAdder V3 Pro | 6.9% |
Apexでは初代PRO X SUPERLIGHTが約4割と圧倒的です。長く定番として愛用されてきたモデルで、乗り換えずに使い続けているベテラン選手が多いことがうかがえます。
キャラクターを激しく動かすApexでは、腕を大きく振っても疲れにくい軽量マウスが好まれます。上位はいずれも60g前後かそれ以下で、この傾向は他タイトルと共通です。
プロ使用率が高いおすすめゲーミングマウス5選
ここまでのタイトル別ランキングを踏まえ、どのタイトルでも上位に入っている「間違いない5台」を紹介します。まずは主要スペックを一覧で比較してみましょう。
| モデル | Razer Viper V3 Pro | Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 | Razer Viper V4 Pro | Logicool G PRO X SUPERLIGHT | Razer DeathAdder V3 Pro |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合使用率 | 1位(13.71%) | 2位(12.65%) | 4位(6.81%) | 3位(9.69%) | 6位(3.72%) |
| メーカー | Razer | Logicool | Razer | Logicool | Razer |
| 接続方式 | 無線 | 無線 | 無線 | 無線 | 無線 |
| 重量 | 54g | 60g | 49g | 約63g | 約63g |
| 形状 | 左右対称 | 左右対称 | 左右対称 | 左右対称 | エルゴノミック |
| ポーリングレート | 8,000Hz | 最大4,000Hz | 8,000Hz | 1,000Hz | 1,000Hz(別売ドングルで8,000Hz) |
| 参考価格 | 約26,000円 | 約20,800円 | 26,980円 | 約19,800円 | 約20,000円 |
| Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
Razer Viper V3 Pro|総合・VALORANT使用率1位の大本命
迷ったらこれ。使用率トップの万能ワイヤレス
「Razer Viper V3 Pro」は、総合・VALORANT・CS2のすべてで上位に入る、いま世界で最も使われているゲーミングマウスです。
重量54gと軽く、クセのない左右対称形状なので、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちのどれでも手に馴染みます。持ち方を選ばないため、初めての1台としても失敗しにくいモデルです。
8,000Hz対応のドングルが同梱されていて、標準で低遅延な環境をつくれるのも強みです。バッテリーも約95時間もつため、こまめな充電が苦手な人でも安心して使えます。



「どれを買えばいいか分からない」なら、まずこれを選んでおけば間違いないよ。プロと同じ土俵に立てる1台だね。
- メーカー
-
Razer
- 接続方式
-
無線
- 重量
-
54g
- 形状
-
左右対称
- DPI
-
最大35,000
- ポーリングレート
-
8,000Hz(ドングル同梱)
- バッテリー駆動時間
-
約95時間
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2|CS2使用率1位の完成度
Viperと双璧をなす、もう一つの正解
「Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2」は、総合2位・CS2では1位を獲得している人気モデルです。Viper V3 Proと並ぶ「二強」の一角で、どちらを選ぶかは形状の好み次第といえます。
重量は60g。Viperよりわずかに丸みのある左右対称形状で、手のひらをしっかり乗せるかぶせ持ちの人に馴染みやすい傾向があります。長年プロに支持されてきたPRO Xシリーズの最新作だけあって、完成度の高さは折り紙付きです。
耐久性の高いLIGHTFORCEハイブリッドスイッチを採用し、クリックの感触も良好。長く使い続けたい人にも向いています。
1点だけ補足すると、標準モデルのポーリングレートは最大4,000Hzで、Viper V3 Pro/V4 Proの8,000Hzには一歩譲ります。とはいえ4,000Hzでも体感で困る場面はまずないので、そこまで神経質になる必要はありません。
- メーカー
-
Logicool
- 接続方式
-
無線
- 重量
-
60g
- 形状
-
左右対称
- DPI
-
最大44,000
- ポーリングレート
-
最大4,000Hz
- バッテリー駆動時間
-
約95時間
Razer Viper V4 Pro|49gの最新ハイエンド
最新スペックで一歩先へ。予算に余裕があるなら
「Razer Viper V4 Pro」は、2026年3月に発売されたViper系の最新モデルです。発売直後にもかかわらず、VALORANTでは早くも使用率2位まで伸びています。
最大の魅力はV3 Proからさらに軽量化された49gという軽さ。腕を大きく動かすプレイヤーほど、この軽さの恩恵を感じやすいです。新型センサーと8,000Hzドングルも同梱していて、いまのマウスの中でもトップクラスの性能です。
価格は26,980円とやや高めなので、「最新・最軽量にこだわりたい」「長く使う主力機に投資したい」という人向け。まず1台目なら、価格がこなれたV3 Proでも十分です。
- メーカー
-
Razer
- 接続方式
-
無線
- 重量
-
49g
- 形状
-
左右対称
- DPI
-
最大50,000
- ポーリングレート
-
8,000Hz(ドングル同梱)
- バッテリー駆動時間
-
約180時間
Logicool G PRO X SUPERLIGHT|Apex使用率1位の定番
価格がこなれた鉄板モデル。コスパ重視ならこれ
「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」は、PRO X SUPERLIGHT 2の1世代前にあたる定番モデル。Apexでは今も使用率約4割と1位を守り続けています。
発売から時間が経ち、2万円を切る価格で買えるようになったのが最大の魅力です。最新モデルほどの高ポーリングレートには対応しませんが、1,000Hzでも実際のプレイで不満を感じる場面はほとんどありません。



「プロと同じ形を、なるべく安く試したい」という人にぴったりの1台だよ。
- メーカー
-
Logicool
- 接続方式
-
無線
- 重量
-
約63g
- 形状
-
左右対称
- DPI
-
最大25,600
- ポーリングレート
-
1,000Hz
- バッテリー駆動時間
-
約70時間
Razer DeathAdder V3 Pro|かぶせ持ち・手が大きい人に
唯一のエルゴノミック形状。合う人にはとことん合う
「Razer DeathAdder V3 Pro」は、ここまでの左右対称モデルとは異なり、右手にフィットするエルゴノミック形状を採用しています。
中央が高く盛り上がった形で、手のひら全体を乗せるかぶせ持ちや、手が大きい人にしっかりフィットします。左右対称マウスがどうもしっくりこなかった人は、こちらを試す価値があります。
標準は1,000Hzですが、別売りのドングル(PCに挿す小さな受信機。数千円程度)を追加すれば、最大8,000Hzまで引き上げられます。まずは通常構成で使い、物足りなくなったら拡張する、という使い方ができるのも便利です。
- メーカー
-
Razer
- 接続方式
-
無線
- 重量
-
約63g
- 形状
-
エルゴノミック(右手用)
- DPI
-
最大30,000
- ポーリングレート
-
1,000Hz(別売ドングルで8,000Hz)
- バッテリー駆動時間
-
約90時間
プロが使うマウスに共通する選び方のポイント
ランキング上位のマウスには、いくつかの共通点があります。プロの選び方をなぞることで、自分に合う1台も見つけやすくなります。とくに大事なのは次の3つです。
- 60g前後の軽量モデルを選ぶ
- 接続方式はワイヤレスが主流
- 持ち方に合った形状を選ぶ
60g前後の軽さを選ぶ
ランキング上位はほぼすべてが49〜63gの軽量モデルでした。マウスが軽いほど、動かし始めと止める動作がしやすく、素早いエイムの微調整がラクになります。長時間プレイしても手が疲れにくいのもメリットです。
初めて買うなら、まず60g前後を目安にすると失敗しにくいです。慣れてきて「もっと軽くしたい」と感じたら、50g以下の超軽量モデルに乗り換えるとよいでしょう。
ワイヤレスを選ぶ
今のプロシーンは、ほぼワイヤレスが主流です。かつては「無線は遅延がある」と言われましたが、現在のゲーミング向けワイヤレスは有線と体感差がないレベルまで進化しています。ケーブルの引っかかりがないぶん、むしろ操作は快適です。
予算を抑えたい場合は有線モデルでも問題なく戦えますが、これから長く使うなら軽量ワイヤレスを選んでおくと後悔しにくいです。
持ち方に合った形状を選ぶ
使用率が高いからといって、すべての人にフィットするわけではありません。マウスは持ち方との相性が大きいため、自分の握り方に合う形を選ぶことが何より大切です。
クセのない左右対称形状(Viper系・PRO X SUPERLIGHT系)は、どの持ち方にも対応しやすく万人向けです。一方、手が大きい人やかぶせ持ちの人は、DeathAdderのようなエルゴノミック形状のほうが手に吸い付きます。迷ったら左右対称から試すのがおすすめです。
ゲーミングマウスのプロ使用率に関するよくある質問
プロゲーマーが使っているマウスは?
全世界のプロで見ると、Razer Viper V3 ProとLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2の2モデルが二強です。この2台だけで、全体の4分の1以上を占めています。
どちらも54〜60gの軽量ワイヤレスで、左右対称のクセのない形状という共通点があります。「プロと同じ環境で始めたい」なら、まずこの2台のどちらかを選べば間違いありません。
重いマウスを使うプロもいる?
ごく少数はいますが、今のトッププロの主流は軽量マウスです。ランキング上位はすべて49〜63gに収まっており、重量級モデルはほとんど見当たりません。
ただし、マウスの重さは好みや持ち方でも変わります。手が大きい人や、しっかりした重みで安定させたい人は、あえて重めのマウスが合うこともあります。軽いほど正解というわけではないので、最終的には自分の手で確かめるのが一番です。
プロは何Hzのポーリングレートを使っている?
最近は4,000〜8,000Hz対応のマウスを使うプロが増えていますが、1,000Hzでも実戦で不利になることはほぼありません。高ポーリングレートは動作をより滑らかにする効果がある一方、PCへの負荷も上がります。
初心者のうちは1,000Hzで十分です。ハイスペックなPCを持っていて、より滑らかさを追求したくなったら、8,000Hz対応モデルを検討するとよいでしょう。
1つ注意点があります。スペック表のバッテリー駆動時間は1,000Hz設定での目安で、8,000Hzで使い続けるとバッテリーの持ちは大きく短くなります。高ポーリングレートを常用するなら、こまめな充電が前提になると考えておきましょう。


使用率は大会ごとに変わるの?
変わります。この記事の数字は、多くのプロを横断してまとめた「選手ベースの集計」です。一方、SNSなどで見かける「大会での使用率」は、その大会に出た選手だけを切り取ったスナップショットなので、大会ごとに数字が上下します。
どの数字を見るかで順位は多少前後しますが、Viper系とPRO X SUPERLIGHT系が上位という大きな傾向は、どの集計でも共通しています。細かい順位よりも、この全体傾向をつかんでおくほうが実用的です。
ゲーミングマウスの寿命はどれくらい?
使い方にもよりますが、一般的には2〜3年が買い替えの目安とされています。クリックが二重に反応する「チャタリング」が起きたり、バッテリーの持ちが悪くなってきたら、買い替えのサインです。
まとめ:プロ使用率を参考に、自分に合う1台を選ぼう
2026年7月時点のプロ使用率を見ると、Razer Viper V3 ProとLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2の二強が、タイトルを問わず上位を占めていました。どちらも軽量ワイヤレスで左右対称という、扱いやすさを兼ね備えたモデルです。
選ぶときの目安を、タイプ別に整理しておきます。
- 迷ったら・VALORANT中心 → Razer Viper V3 Pro
- CS2中心・かぶせ気味 → Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2
- かぶせ持ち・手が大きい → Razer DeathAdder V3 Pro
- 最新・最軽量にこだわる → Razer Viper V4 Pro
- コスパ重視 → Logicool G PRO X SUPERLIGHT
使用率はあくまで「多くのプロが選んでいる」という参考情報であって、あなたにとっての正解とは限りません。持ち方や手の大きさに合った形状を選ぶことが、上達への近道です。自分にぴったりの1台を見つけてください。
















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